ASIOSの新刊『UMA事件クロニクル』が出ます

本城です。

以前にお知らせしましたとおり、7月15日頃に『UMA事件クロニクル』(彩図社)が出版されます。今回はUMA(謎の未確認動物)がテーマです。

【7月10日追記】
秋葉原の書泉ブックタワーさんでは、10日(火)に入荷し、先行販売されることになりました。

『UMA事件クロニクル』カバー

本書はUMAにご興味をお持ちの方はもちろん、UMAをよくご存知ない方でもお楽しみいただけるように、そのUMAに関する基本的な情報は各項目の冒頭にまとめました。

また日本であまり紹介されてこなかった情報はできるだけ扱うようにし、過去にASIOSの本で取り上げたことがあるUMAでも、新情報があればできるだけフォローするように努めました。

今作の執筆メンバーはASIOSから、秋月さん、蒲田さん、加門さん、ナカイさん、原田さん、藤野さん、本城、皆神さん、山本さん、横山さんの10名に加え、外部からはそれぞれ専門知識をお持ちの中根研一さん、小山田浩史さん、廣田龍平さんにもご参加いただきました。おかげさまで良質な記事が揃えられたと思います。

なお、ページ数は前作より20ページほど増えました。お値段は2000円+税と少し高めですが、これは初版の発行部数が従来の7割ほどであることなどが主な理由だそうです。

前作や今作のように読者が限定されそうな本はコンビニなどでも扱いづらく、どうしても発行部数は抑えめになってしまいます。

逆に『「新」怪奇現象41の真相』(彩図社)のように読者層が広く、初版から全国のコンビニでも販売されるような場合は、発行部数が従来の数倍になるため、その分、価格が抑えられるという事情があるそうです。なにとぞご理解いただけましたら幸いです。

目次は以下のとおりです。全部で44項目に、コラムが7本、それに人物事典と年表があります。主要なUMAはできるだけ扱うように心がけたつもりですが、それでもページ数の都合で、残念ながらどうしても載せられなかった情報や写真がありました。そういったものにつきましては、イベントの際にご紹介できればと考えているところです。

よろしくお願い致します。

UMA事件クロニクル 目次

「はじめに」―魅力溢れる未確認動物の世界(本城)

【第一章】1930年代以前のUMA事件

河童(小山田)
人魚(藤野)
クラーケン(横山)
モンゴリアン・デスワーム(本城)
ジャージー・デビル(皆神)
モノス(本城)
コンガマトー(小山田)
ネッシー(本城)
キャディ(本城)
【コラム】マン島のしゃべるマングース(小山田)
【コラム】博物館が買ったねつ造UMA コッホのシーサーペント(ナカイ)

【第二章】1940~60年代のUMA事件

ローペン(本城)
イエティ(皆神)
エイリアン・ビッグ・キャット(ナカイ)
ハーキンマー(スクリューのガー助)(山本)
シーサーペント(皆神)
モスマン(秋月)
ミネソタ・アイスマン(加門)
ビッグフット(パターソン・ギムリン・フィルム)(加門)
【コラム】怪獣が本当にいた時代(原田)

【第三章】1970年代のUMA事件

ヒバゴン(横山)
ツチノコ(小山田)
カバゴン(蒲田)
クッシー(原田)
野人(イエレン)(中根)
チャンプ(小山田)
ドーバーデーモン(皆神)
ニューネッシー(本城)
イッシー(原田)
【コラム】北米のレイク・モンスター(山本)
【コラム】懐かしの川口浩探検隊(横山)

【第四章】1980年代のUMA事件

モケーレ・ムベンベ(皆神)
天池水怪(チャイニーズ・ネッシー)(中根)
ヨーウィ(本城)
タキタロウ(蒲田)
リザードマン(本城)
ナミタロウ(横山)
【コラム】怪獣無法地帯 コンゴの怪獣たち(山本)

【第五章】1990年代のUMA事件

オゴポゴ(本城)
フライング・ヒューマノイド(本城)
スカイフィッシュ(横山)
チュパカブラ(皆神)
ジャナワール(皆神)
【コラム】出現する絶滅動物たち(横山)

【第六章】2000年代のUMA事件

モンキーマン(小山田)
オラン・ペンデク(本城)
ニンゲン(廣田)
グロブスター(横山)
ナウエリート(本城)
ラーガルフリョート・オルムリン(本城)
セルマ(本城)

【第七章】UMA人物事典・UMA事件年表

ローレン・コールマン(小山田)
ベルナール・ユーベルマン(小山田)
ロイ・P・マッカル(小山田)
ジェフリー・メルドラム(加門)
アイヴァン・T・サンダースン(小山田)
實吉達郞(原田)
カール・シューカー(本城)
トム・スリック(小山田)

UMA事件年表(本城)

※7月20日(金)には出版記念イベントを開催予定です。そちらもどうぞよろしくお願い致します。

 

ASIOSの新刊『UMA事件クロニクル』が出ます”へ5件のコメント

  1. 中岡とんち哉 より:

    『UMA事件クロニクル』刊行おめでとうございます!
    ところでそつじなのですが、こちらの記事中の
    > 實吉達郞
    とある単語を選択してグーグル検索してみますと、よく聞く名でありながら、この記事および原田実さんのツイートくらいしかヒットいたしません
    BingとDuckDuckGoにて検索しても、UMAくさいページはヒットしませんでした
    いっぽうご本人オフィシャルやウィキペディアらによりますと、UMA研究家として知られる人の名は「實吉達郎」だそうです
    私には見ても分かりませんが、「実」の正字であろう部分に何かの違いが…ある(?)のでしょうか
    ささいなことかも知れませんが、ご報告まで では〜〜

    1. 本城達也 より:

      ありがとうございます。
      拡大して確認してみたところ、「郎」の字に違いがあるようでした。こちらで使っていたのは「郞」の字で、点がひとつ多いものでした。これには今まで気付きませんでしたので、もし増刷がありましたら訂正したいと思います。

  2. 三浦 恵子 より:

    楽しみです!!

    1. 本城達也 より:

      ありがとうございます!

  3. 山々 より:

    あれ?ライトビーイングはないんですか?

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