懐疑主義に入門するための6つのポイント

こんにちは蒲田です。

前に紹介したジュニアスケプティック推薦図書『Maybe Yes, Maybe No』では、懐疑的な考え方について、平易に説明しています。せっかくなので、簡単に紹介してみようかと思います。ポイントは6項目。青少年向けとはいえ、これ、結構きちんとしてますよね。

Check it out : 調べよう

聞いたり、読んだりしただけで信じちゃだめだよ。もし、君や他の人が調べることができないなら、どうやって本当だってわかるのさ。

Do it again : 繰り返そう

一度だけ成り立ったからといって、それが本当かどうかはわからないよ。偶然かもしれないし。

Try to prove it wrong : それが間違いであることを証明してみよう

間違いであることを証明する方法が思いつかないようなら、本当だってことも証明できないよ。本当だっていうことを証明するのは、間違いを証明するより難しいことが多いしね。

Keep it simple : 単純に保とう

複雑な説明と単純な説明の両方ができるなら、殆どの場合は単純な説明を選ぶのがいいよ。

It must make sense : 筋を通そう

論理的に、注意深くね。話が全然つながってなかったらだめだよね。

Be honest : 誠実に

嘘をついたら本当のことなんて分からなくなっちゃう。なんだか分からない飛行物体を見たとき、宇宙人の乗り物を見たなんて教えるのも誠実じゃないよ。

 

こういうことをきちんと理解して実践できている人は大人でも少数派なんじゃないでしょうか。…いや、私も怪しいですね(笑)。小学生とか中学生とかにこんな追及されたら嫌になっちゃう大人も多いと思います。もしかしたら、こういう大人の気持ちがジュニア・スケプティックを阻害する要因になっちゃうかもしれないですね。気をつけないと。