ASIOSの調査対象は何ですか?

いわゆるオカルト、超常現象、疑似科学と呼ばれているもの一般です。

調査対象は社会的に影響のあるものや有名なものが優先されるのでしょうか?

「最近話題になっているから調べてみた」ということはあっても、社会に与える影響の度合いを見て優先順位をつけるようなことはしていません。誰も見向きもしないような地味な事件であっても、そこに興味をひかれるものがあれば詳しく調査します。

ASIOSはオカルトなどを撲滅する団体ですか?

私たちの調査活動の基本的なところは「興味を持ったことを調べる」ことです。世の中の非合理を否定するといった活動ではありません。したがってオカルトを撲滅しようなどとは考えていません。

メンバーになるにはどうすればいいのでしょうか?

ASIOSでは一般からの広い募集は行っていません。しかし、ブログ、SNS、商業誌、同人誌など、いずれかの方法で懐疑的な調査情報を発信している方の応募であれば、その内容を確認した上で入会の可否を検討します。

また、そうした情報を発信されていない方でも、ご自身による調査レポート(テキストファイルなど)を複数提出していただければ、入会の検討を行います。

その際は問い合わせフォームよりご連絡ください。

調査結果はどのようにとらえたらいいですか?

私たちの調査結果は、最終的な結論として「信じる」のではなく、自分が何か興味をもったことを調べるときの道しるべや足がかりにしてほしいと思っています。

そして情報の提示によって好奇心をもってもらい、好きになった人々が知的好奇心を動機とし、て面倒くさい調査者の道へ入ってほしいと願っています。

もしASIOSに調査依頼を出したいと思ったならば、調査するきっかけとなる「興味」があるということです。いい機会だからご自身でも調べてみましょう。

調査結果が間違っていた場合はどうするのでしょうか?

私たちは、「間違いは修正すればよい」という価値観を、建前だけにせず、受けいれることも重視しています。これは簡単な意見の変更を要求するのでも、あらゆる妄言を公平に評価すべきだということでもなく、あくまで自己修正という文脈です。

したがって、「間違いは修正すればよい」に続く言葉は、「だから好き勝手にデタラメばかり言っても、あとで直すからいいだろう」ではありません。

「注意を払っても、なお間違う可能性はあるし、そうならば自己修正しよう。失うものがメンツでもかまわない」という、「知識は正しい方が良い」「事実に誠実」という認識から生まれるものになります。