本城です。

近頃、5月25日に起きた震度5弱の地震や、本日起きた口永良部島の噴火など、地震や火山に関するニュースが続きました。こうした地震や火山活動につきましては、オカルトの世界でも「予言」というかたちでよく出てきます。定番中の定番と言えるかもしれません。

しかし、こうした予言を考える前に、その大前提として知っておきたいことがあります。それは日本が地震大国であり、火山大国であるという事実です。

たとえば先日に起きた震度5弱の地震。震度5以上となれば、だいぶ少ないのではないかと考えてしまいがちですが、意外にも気象庁の記録を確認しますと、そうでもありません。

試しに東日本大震災からしばらく経ち、余震も収まってきた2014年以降の記録を見てみましょう。

結果はご覧のとおり。過去17ヵ月で14回も起きていることがわかります。だいたい、1、2ヵ月に一回のペースです。やはり日本は地震大国なのですね。

一方、火山につきましては、日本で「噴火警報レベル1」(活火山であることに留意)以上に指定されている火山が31あります。

「各火山のリーフレットと現在の噴火警戒レベル」(気象庁)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/keikailevel.html

口永良部島はこの31の火山のうちの一つで、昨年8月の噴火以降、噴火警報レベルは3に引き上げられていました。

なお、日本の活火山自体は110、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」は47に及びます。

「活火山とは」(気象庁)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

このように日本は地震大国であり、火山大国です。地震や火山に関連した予言は注目を集めやすいですが、こうした大前提を知っておくことは、予言を適切に評価する上で役立つかもしれません。また、防災意識を高めることにもつながるのではないかと思います。