本城です。

先日、UFO研究家の益子祐司さんから、最近話題になっている予言について情報を教えていただきました。それが次の記事です。

「ゲイバーママ 10月の関東大地震と2か月後の富士山噴火予言」(NEWS ポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20150605_327096.html?PAGE=1

注目は、この記事の中で出てくる次の予言です。

「2015年の5月末ね。あなた足に大きなケガをするわ。大地震が起きるのよ。5月25日に茨城で、30日に東京ね。そうとうデカいのが来るわよ。あなたの住んでいるところ、地震に巻き込まれるわ。その時にケガするみたいね。こればっかりは気をつけようがないけど、用心しなきゃダメよ」

この予言は2013年9月のものだといいます。2015年5月25日は、茨城で最大震度5弱を記録しました。30日も小笠原諸島沖(東京都)で発生した地震により、関東などで震度5弱を記録しています。

日付けと場所はほぼ当たっていますから(他にいくつか外れはあるとはいえ)、これが本当なら注目に値します。ところが益子さんが調べられたところ、この予言は2年前の記事だと内容が違っていたそうです。見比べてみましょう。

「海老蔵も心酔 ゲイバーのママが日中戦争と関東大地震を予言」
http://www.news-postseven.com/archives/20130904_208833.html

ここでは、次のようになっています。

「2015年の5月末に大地震が来るわよ」
「5月22日ですよね。僕もケガをするっていわれました。ママには、僕の友達が震災の火事で焼け死ぬ場面も見えたみたいです」
「震源は、千葉県の外房沖で大きいわ。津波の被害も大きくって、そうね、埼玉の川口あたりまで水没するわよ」

25日や30日、茨城といったキーワードは出てきません。本来、予言で指定されていた5月22日は奄美大島近海で震度5弱の地震が起きましたが、震源地は全然違っています。また被害の規模も違い、津波も起きていません。

前にこのブログでも紹介しましたとおり、震度5以上の地震というのは意外と多く、年に10回程度は起きるものです。そのため、日付け、場所、規模くらいはピンポイントで当てないと意味がありません。今回の予言を的中とみなすのは難しそうです。

なお、他の予言では日中戦争の予言がすでに外れてしまっています。外れた予言はなかったことにされるというのはよくあることですが、当たったとされる予言も、このように誇張されてしまうことがあるということがよくわかる事例でした。