錯視

ここでは、錯視を通して、自分の目で見たものが、必ずしも現実通りでないことを実感してもらいます。マウスを使って錯視図形を自分なりに動かすことで、見た目と現実が違うということを納得いくまで確かめてください。

このページでは、自分で確かめるための道具を用意してみました。人は、道具を使わなければ現実がどのようになっているかをきちんと確認できない場合があります。以下に示すような錯視は、錯視であることを頭では理解しても、相変わらず違う色やゆがんだ形に見えます。つまり、道具を使わなければ、現実を確認することができない例です。

このような錯視が起きる詳しいメカニズムについては(いくつかの説はあるものの)はっきり特定されているわけではありません。しかし、人間の脳が実際に目に入ってきた情報をそのまま写すのではなく、様々な情報処理を行った結果として「見えている」というのが根本的な原因です。ある意味、情報処理の過程で情報をゆがめてしまうとも言えます。

※このページでは、実際に画像を動かして体験するためにJavascriptを使っています。JavascriptがOFFの場合はONにして楽しんでください。

 

明るさの錯視1

ふたつの小さいBOXは、同じ画像を読み込んでいるので同じ色(同じグラデーション)です。しかし、左のBOXは明るく見え、右のBOXは暗く見えます。

小さいBOXをマウスの左クリックで掴んでドラッグできます。大きいBOXの中で左右に動かしてみると、まるで動かすことで色が変わっているかのように見えます。しかし、色が変わっているわけではありません。以下のSTEPで色が変わっているわけではないことを実際に確かめてみましょう。

STEP1

小さいBOXをマウスでドラッグして下に動かし、下半分だけ大きいBOXからはみ出すように移動させます。このはみ出したままの状態で左右に動かしてみると、完全に大きいBOXに入っていたときよりも、小さいBOXの色の変化が少し小さく感じます(はみ出す量によって錯視の量も変化します)。

STEP2

次に、同じように動かしながら、大きいBOXを隠してみます。すると、小さいBOXの色は全く変化していないように見えます。大きいBOXは画面に手をかざしたり、紙などで隠してみましょう。それでも色が変化して見える場合は、小さいBOXを大きいBOXから完全に出した状態でゆっくり動かしてみましょう。

 

 

明るさの錯視2

「A」のマスの色と「B」のマスの色は同じです。しかし、「A」のマスは暗く見え、「B」のマスは明るく見えます。

これは「エーデルソンのチェッカーシャドウ錯視」と呼ばれています。

「A」の文字や「B」の文字辺りをマウスの左クリックで掴んでドラッグできます。移動して比べてみると、同じ色であることがはっきり分かります。左端「A」や「B」のマスと同じ色の棒を置いてみました。これも移動できるので、動かして同じ色であることを確かめてみましょう。

棒を白い背景のところに置いたまま、「A」や「B」のマスを移動して棒の色と比べてみてもいいかもしれません。

 

引用元:http://web.mit.edu/persci/people/adelson/checkershadow_illusion.html

 

ふくらみの錯視

画像は中央が膨らんでいるように見えます。まるで、台形を組み合わせて膨らみを表現したように見えますが、全て正方形の組み合わせになっています。

これは、一般に「市松模様錯視」と呼ばれている錯視を用い、北岡明佳教授がデザインしたものです。

画像の横に用意した定規を動かして、実際に正方形だけで作られていることを確認してみましょう。

引用元:北岡明佳の錯視のページ

 

 


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