こんにちは。蒲田です。

『謎解き超常現象Ⅲ』は読んでいただけたでしょうか。私の担当は「田代峠」「ホッテル文書」「アズテック事件」でした。「田代峠」については、オカルトマニアの方でも知らなかった方が多かったようです。「伝説」部分を厚めにしておいてよかった。

田代峠に関しては、『ムー』で並木氏が現地調査をしていて、今読んでも興奮できるものです。気が向いた方は、ムーのバックナンバー57号から60号、それから62号を読んでいただけると面白いかと思います。

ところで、田代峠の項目を読んでこんなツッコミを入れたくなった方はいらっしゃいませんでしたか?

「F-86Fの事故は自衛隊機の事故なんだから、ちゃんと事故報告書を読めよ!」

もっともだと思います。素人考えで事故原因を推測するぐらいなら、専門家の調査結果を読んだ方がよいのは間違いありません。実は、今回の調査でも防衛省に情報開示の請求を行ったのですが、残念ながら該当資料なしだったのです。

担当者の方は「なにせとても古い記録なので…」ということでした。「破棄されたのなら、破棄されたという記録でも残ってないのでしょうか?」といった質問もしてみたのですが、そういった記録もないようでした。

情報隠蔽でしょうか? アメリカとかと比べると情報の保管、破棄の手続きが杜撰なだけかな?と思います。F-86Fは米軍設計の飛行機なので、もしかしたら日本側に詳しい情報を残さない方針だったのかもしれませんが、そこら辺の事情は関係者か軍事マニアの方にでも聞いてみたいところです(当時、事故の回収にあたった自衛官の方も報告書を見た覚えはないらしいので)。

現地調査では、にぎやかしにF-86Fの残骸を手にした写真でも撮りたかったのですが、素人に道のない山の中は厳しかったというのが実際のところです。山に分け入ったはいいものの、30分もすると遭難しそうなぐらいどこがどこだかわからなくなりました。山に慣れてる人に同行いただければよかったのですが、いかんせんなかなか都合が合わないものです。

それから、書籍の方では記事が長くなりすぎたので扱いませんでしたが、私が現地調査に出向いた際に、ムーとの共同現地調査を行ったJSPS(日本宇宙現象研究会)山形支部の方とも会ってきました(押しかけました)。残念ながら、お互いに時間がなくて、詳しい話はあまりしなかったのですが、精力的な調査にも関わらず、結局、何も見つからなかったという結論は聞いてきました。JSPS山形支部はかなりの時間をかけて道なき山中を調査し続けたわけですから、この結果は重要だと思います。

ASIOS関係者としてではなく、いちオカルトファンとしても『謎解き超常現象Ⅲ』は面白い本なんで、まだ手に取っていない方は是非どうぞ。「田代峠」はSFファン界隈の方がニヤリとするような話もあるので、そっち方面の方もどうぞ(私はそんなにSF界に明るくないですけど)。