こんにちは。蒲田です。

新聞などを見ていると、最近は「科学教育」と呼ばれるものがよく行われているようです。しかし、内容を見ると科学”技術”教育とでも呼んだ方がいいようなものに思えてしまいます。

つまり、科学のキモである「考え方」を伝えるのではなく、科学技術のすばらしさを伝えるものだったり、理科実験のデモンストレーションになっているように感じるのです。(理科離れ対策のようなので、それはそれで目的に合った対策なのかもしれないのですが)

それから、「科学を知っているかどうかと、超常現象を信じているかどうかの間に関係はあるか?」みたいな調査でも、理科の知識量を問うような問題ばっかりだったりします。

ASIOS結成前の話ですが、ASIOSメンバーとも「科学や懐疑、クリティカルシンキングにおいて『考え方』こそが大事なはずなのに、そういう話って全然出てこないから不満だよね」なんて話をしていたこともあります。

そんなわけで、試しに「科学の考え方を知っているか?」という面に注目した問題を作ってみたりしました。今回はそれを紹介してみようかと思います。ちなみに、設問を作るのも難しかったので、設問自体に色々と問題が残っているかもしれませんね。

みなさんも、是非挑戦してみてください。ブログに書いてこの記事にトラックバックをしていただければ嬉しいです。

以下の問いについて、科学的思考としてより妥当だと思われる答えをa, bから選択せよ。また、それを選択した理由を自由に記述せよ(答え 各2点、理由 各18点 合計100点)。

【問1】新しい理論は科学を発展させるから、新たな主張にはあまり厳しい批判をせず、大事に扱うべきである。

a. その通り

b. そうではない

答え:

理由:

【問2】これからも絶対に間違いが見つからないように注意して作られた理論は、当然正しい理論である。

a. その通り

b. そうではない

答え:

理由:

【問3】新しく立てた理論について、その理論で説明できるという例を沢山見つければ、その理論の正しさはどんどん確実になっていく。

a. その通り

b. そうではない

答え:

理由:

【問4】”「白いカラスが存在する」という主張と「白いカラスは存在しない」という主張は対等なのだから、双方が証拠を持ち寄って議論すべきだ。”という考えは科学的である。

a. その通り

b. そうではない

答え:

理由:

【問5】科学の歴史において現代では間違いとされる理論が主流になっていた事が多々ある。これは科学が失敗した例である。

a. その通り

b. そうではない

答え:

理由:

【追記】
尚、この問題文は自由な利用、再配布が可能です。但し、この問題を利用したものは、何らかの方法でインターネット上で「公開」してください(いわゆるcopyleft、GPLライセンスのようなものです)。