本城です。

前回の続き。今回は企画展「お化け屋敷で科学する!2」と、その関連実験イベントを紹介します。まずは関連実験の方。これは企画展と関連した実験イベントで、超音波スピーカーとテスラコイルを使った実演が見られます。

下の写真は超音波スピーカー実演の様子。これを使うと、前方で出ている声が後ろや横からも聞こえてきます。自分が認識している音源の方向と実際に聞こえてくる音源の方向が一致しないため、まるで幻聴を体験しているようでした。

これが超音波スピーカー。秋葉原にある秋月電子に行けば1万円ほどで部品を揃えられるそうです。

続いてはテスラコイルを使った放電実験。強力な電磁波を発生させるテスラコイルに近づけると、手に持っているだけの蛍光灯が光るというもの。まるでライトセーバーですね。たまにテレビで超能力者さんが蛍光灯を光らせているパフォーマンスもこの類のやつです。

こちらは入り口付近にあった原理の説明。大人用と子ども用があります。

この実験イベントは、あと5月22日(土)と23日(日)の二日間残っています。1日3回で、第1回13:30~13:50/第2回14:30~14:50/第3回15:30~15:50の予定。部屋の定員は50名なので、ぎりぎりに行くといっぱいで見られない可能性があります。早めに行ったほうがいいですね。テスラコイルの実験ではお客さんが蛍光灯を持つこともできます。楽しそうでした。

さて続いては、メインの企画展「お化け屋敷で科学する2」です。

私が行ったときは土曜日の午後だったこともあって、けっこう混んでいました。お客さんは、子ども連れ、カップル、友だち同士など、比較的若い世代が多かったです。あと外国の方もちらほら。

グループの場合は、最大6人まで同時に入れます。最初は「お化け屋敷エリア」。(怖いのが苦手だという人はパスすることや、途中でリタイアすることも可能)

設定としては、怪奇現象が続発するある民家を調べに行く、ということだそうです。内部は真っ暗ではなく、薄暗い感じ。これから行く人のために詳しい紹介は避けますが、個人的に一番面白かったのはあるものを使った3Dの幽霊。

あと一箇所、 なかなかの絶叫ポイントがあります。他のエリアにいるときでも「キャーッッ!」「オォアーッ!!」といった男女の叫び声が聞こえてくるので、これもまた面白いです。

この次は「科学トピックスエリア」。パネルを使った怪奇現象の解説を読むことができます。予想していたよりパネルの数は多かったのですが、限られたスペースで説明しているため、もっと詳しく知りたい人にとっては物足りない感じは受けそうです。

しかし仮に長い説明を読めるようにしてしまうと、お客さんの流れが悪くなることも考えられますから、混雑時を考えれば仕方ないかもしれません。

続いては「観察エリア」。ここでは、実際にお客さんがお化け屋敷の仕掛けを操作することができます。他のお客さんを怖がらせるためには仕掛けをただ操作すればいいというわけではなく、ちゃんと絶好のタイミングを計ることが大事なようです。

最後は「体験エリア」。ここにはプリクラ撮影機が何台かあって、心霊写真を意図的に撮影することが可能。出口付近に今まで撮影していった人たちが貼った写真を見ることができましたが、生首状態や胴体だけ消えている写真などもあって面白かったです。

ただひとつ残念だったのは、投稿された心霊写真が一枚しかなかったこと。しかもこの一枚は何が写っていて、どの箇所が心霊写真なのかよくわからない写真だったので、なおさら残念でした。次にこういう企画があるときはもっとわかりすい写真が多く集まってほしいと思います。

さて、二日にわたるレポートは以上です。日本科学未来館は子どもから大人まで楽しめる、大変有意義な施設だというのが私の感想です。期間限定の「お化け屋敷を科学する2」も、怪奇現象の科学的解説という、多くの人にとって普段目にすることの少ない情報に触れる機会を作っている点は貴重であると思います。

お客さんはよく入っていましたから、来年、関連の企画展があるかもしれません。もし第三弾が開催されるようでしたら、その際はぜひまた足を運びたいと思います。