驚異の透視術

本城です。

YouTubeに興味深い動画があったので紹介します。

場所はベルギーのブリュッセル。優秀な透視能力者に透視してもらうテレビ番組の企画があるので協力してくれないか、と通行人に声をかけるところから始まります。

OKしてくれた人は白いテントの中へ。そこにはデイブという透視能力者がいて、彼らを迎えてくれます。最初は半信半疑の人もいる中、いざ透視が始まると、その具体的な透視内容に一同驚愕。

「あなたの背中に2つの昆虫を感じます」(背中に蝶のタトゥーが2つ)
「あなたの親友の名前はジュリー」
「白いバルコニーのある赤い家が見えます」
「先月、あなたは服に300ユーロ使いましたね」
「あなたにはお金と取引が見えます」
「家を売りに出しているのも見えます」「79万5000ユーロ」
「あなたの銀行口座の番号は……9-7-8-5-41」などなど……

どの透視もすべて的中! このデイブという透視能力者はただ者ではない、本物に違いないと参加者の多くが確信しかけます。ところが……

ここで、テント内にあったカーテンが落ちてタネ明かし。そこには黒いマスクを被ったハッカーが何人もいます。彼らは事前に入手していた情報をもとにオンライン情報を調べ、参加者の情報を入手していたのでした。デイブはその情報を秘かに教えられ、透視能力者の役を演じていたというわけです。

この動画はベルギーの金融連盟によって制作されたもので、オンライン情報の危険性とネットバンキングの安全性強化を啓蒙する目的で実演動画がつくられたそうです。

今は、たとえばFacebookに実名登録して写真をアップしていれば、その情報をもとに経歴や過去の出来事をそれなりに当てることもできてしまう時代です。こういった悪用をする人はいても一部でしょうが、注意はしておきたいところです。

驚異の透視術”へ1件のコメント

  1. まあまあまあ より:

    面白いところに目をつけましたね。
    ところで、
    + この動画はベルギーの金融連盟によって制作されたもので、
    +オンライン情報の危険性とネットバンキングの安全性強化を
    +啓蒙する目的で実演動画がつくられたそうです。
    の情報の背景説明の、
    +・・・・・(省略)
    + ここで、テント内にあったカーテンが落ちてタネ明かし。
    +そこには黒いマスクを被ったハッカーが何人もいます。
    +・・・・・(省略)
    の部分は、
    ファンタジー(フィクション)
    つまり、やらせ的な『どっきり番組ネタ』
    の話を織り交ぜて、仮想と現実を錯覚させた話題
    ですか?
    違いますか?
    それとも、
    ノンフィクション、ドキュメンタリー
    つまり、作為的、やらせ的な演出が一切無い情報
    ですか?
    作為が無く、純粋な心理実験的な映像を採用しているでしょうか?
    その辺りの真相を、もう少し教えて下さい。
    + 今は、たとえばFacebookに実名登録して写真をアップして
    +いれば、その情報をもとに経歴や過去の出来事をそれなりに
    +当てることもできてしまう時代です。
    +こういった悪用をする人はいても一部でしょうが、注意はして
    +おきたいところです。
    この部分のご忠告は、CMとしては、おもしろいと思います。
    気がついていない人へ、啓蒙すべきメッセージ。
    但し、上記の2つの文脈からの論理は、懐疑的な事柄を読み解く
    管理者さんのブログとして、情報不足で、破綻していませんか?
    裏取りをしたのかどうかと言う意味で、曖昧な点が多い。
    俯瞰した時、
    冷静な人から、支離滅裂であることを指摘されかねないのではないか?
    この手の情報は、マジックのトリックと同様で、『先入観』が肝に
    思います。
    比喩を交えて、『先入観』の恐ろしさを説明致します。
    地動説を唱えた、ガリレオ・ガリレイに対して、
    統合失調症(現実と妄想の区別がついていない精神状態)らしき者
    の発想による反論を想定した場合、
    「ガリレオの言う、地球が動いているというのは、ウソだ!!」
    「根拠もある。なぜならば、高いところから物を落下させた時、
     真っ直ぐ(地面に垂直)に落ちる。
     もしも、地球が動いているならば、高い位置(高層建物の上部)で、
     手に持った物を手放し、落とせば、地球(地面)が先に進む為、
     垂直に落ちず、落下位置はズレるはず。
     でも、無風ならば、そんな現象が起きない、だから地動説はウソだ!!」
    と、反論する心理状態について考察を交え、一例とします。
    懐疑的な事を解明するには、『先入観』を完全に捨て去る事が出来るか。
    研究者は、俯瞰して悟る事ができる能力を身につけていない場合、
    結局、墓穴を掘る事になる!?
    まず先入観を捨て、多角的に情報化し検証しているか。
    本質を見極めるには、先入観(集団的共通認識、統合失調症の罠)の
    呪縛を解放できるかどうかが1つのハードル。
    先入観を捨て、己の心理状態を正確に内観できる人材の育成が重要。
    その上で、研究の成果が意味を成す、と考えます。
    例えば、
    「精神神経学者、精神科医、脳科学者は、
     何割ぐらいが統合失調症を患い、自覚が無いか?」
    という話題に、興味を持ち、解析しようと思うか。
    それとも、懐疑的と思い優先順位を低くし、多角的検証を放棄
    し、偏見で検証し結論づけてしまうか。
    統合失調症の自覚の無い、精神科医が、診察し診断している場合、
    相対性の因果で、
    正常な人を、統合失調症として診断してしまう危険性が大きい!?
    その問題は、社会的に重要か?
    先入観の、必然性!?
    多角的な検証を受け入れる心理状態にあるか。
    本当に事実を研究しているのか。
    例えば、
    『以心伝心は、有り得ない!!』
    と、先入観を持っている(信じきって、事実を認知できない)場合、
    現実と、妄想の区別がつかない思考状態に。
    その心理状態こそが、統合失調症!?
    また、
    『こころは、脳が生み出すもの!!科学的に立証されている!!』
    と、先入観(偏見)を持っていると、それも、統合失調症の可能性??
    また、
    『幽霊なんて、有り得ない!!非科学的だ!!』
    と、先入観(偏見)を持っていると、それも、統合失調症の可能性??
    まとめ:
    世界中の危機管理能力(情報戦、心理学者、精神学者の一部などによる
    相対性を悪用した洗脳。心理的トリックの悪用が日常化し、事実と妄想が、
    逆転していても、多くの人々が気づいていない。そのトリックを見破れるか?
    をも含めての能力)が試されている!?
    だから、面白い話題です。

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