本城です。このブログでも何度か取り上げている予言者の松原照子さんについて、最近、的中例が出たそうです。

「松原照子氏がメキシコのハリケーン“パトリシア”の風速を世見的中か?」(探求三昧)
http://tankyu.hatenablog.com/entry/2015/10/29/patricia

超常現象研究家の百瀬直也さんの記事です。記事によりますと、松原さんの8月8日付けの予言にあった「最大瞬間風速90m」という記述が、ハリケーン「パトリシア」のことを指していたといいます。今年のベスト3に入る的中例だそうです。

本当でしょうか。幸い私は、現役で最も知名度がある松原さんの予言について、日頃から記録を取っています。8月8日付けの記事も保存してありますので、検証してみましょう。

まず、百瀬さんが引用されている松原さんの予言内容については合っています。しかし、百瀬さんも記事の中で言及されているとおり、パトリシアの最大瞬間風速は110メートルでした。

「観測史上最強ハリケーン、メキシコ上陸へ 最大瞬間風速110メートルも」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/morisayaka/20151024-00050774/

松原さんは「90」という数字を特に強調されていましたが、もしパトリシアのことが見えていたのだとしたら、90ではなく「110」という数字を強調していたはずです。最大瞬間風速110メートルというのは、歴史に残る猛烈な風です。にもかかわらず、そちらに言及しなかったのは不思議でなりません。

続いて、時期についてです。実は、百瀬さんの記事にある最初の引用部分の後には、本来、次の文章が続きます。

「8月はもしかすると、悪夢を見る国が出るかもしれません。」

パトリシアがメキシコに上陸したのは10月23日でした。2ヵ月もズレています。いいのでしょうか。

次は国です。松原さんは、「フロリダは大丈夫かなぁ」と書いていました。ということは、これまでの情報を合わせて普通に考えれば、「8月に最大瞬間風速90メートルのハリケーンがフロリダを襲う」というのが、予言の内容になるのではないでしょうか。

けれども実際に起きたのは、「10月に最大瞬間風速110メートルのハリケーンがメキシコを襲った」でした。つまり、時期、規模、場所の全部を外しているように思います。

ちなみにフロリダは、「在マイアミ日本国総領事館」によると、ハリケーンによく襲われるそうです。よくあるのは、カリブ海経由でフロリダ半島に接近というパターンだといいます。

ですから、松原さんが8月のフロリダを選んだことに驚きはありません。日本でいえば8月の沖縄を選ぶようなものです。最大瞬間風速90メートルも、大変強いながら日本では過去に例があります。

それに対して、現実は予想を超えていました。ハリケーンシーズンも終わる10月下旬に、普段はあまり上陸してこないメキシコ西岸に上陸というものでした。そして史上最強クラスの最大瞬間風速110メートルです。

もし、この現実の方を予言されていたら、すごかったと思います。