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ジュセリーノの予言

調査, 執筆:本城達也

ブラジルに予言的中率が90%を超えるという予言者がいる。彼の名はジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース。

ジュセリーノの主張によると、日付や場所はもちろん、人物名や被害の規模まで、極めて正確に予知夢によって特定できるという。

また、そうして予知した内容を記した文書が事件の起きる前に書かれたものであることを証明するため、彼は原本とそのコピーを公証役場に持ち込み、文書がその日に存在した証拠として確定日付を行ってもらう。さらに念の入ったことに、原本は登記所で登記し、コピーのほうは郵便局で警告したい相手に送るという。ここまですれば予知の内容を記した文書が事前に存在したと公的に証明されるというのだ。

しかし実際に調べてみると、肝心の予言的中率や証拠能力などについて怪しい点が多い。その実態を探ってみたいと思う。

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予言文書の数は9万件?

ジュセリーノによれば、これまでに予知してきた内容を記した文書の数は約9万件もあるという。ところが詳しく調べてみると、彼が日本のテレビに初登場した「ビートたけしの超常現象バトル」(2006年12月30日放送)の中では、インタビューに合わせてその数は「3万件」であると紹介されている。

これは紹介VTRの中だけでなく、その後のスタジオシーンでも、司会の北野武氏が「3万件」という数に触れ、ゲストとして出演していた、たま出版社長の韮澤潤一郎氏もそれに同意していたことから、単純ミスということはないと思われる。

しかしそうなると、現在ジュセリーノが発表している数と合わない。そもそも前出の番組放送から約3ヶ月後の2007年3月末に日本で初めて出版された彼の予言本『未来からの警告~ジュセリーノ予言集Ⅰ』(たま出版)の帯には、予知文書の数は「88430通」(2007年1月現在)だと書かれている。

番組収録が2006年の秋頃だったとしても、ほんの数ヶ月で予知文書の数がいきなり3倍に増えるなどということは、いくら何でもおかしいのではないだろうか?

こんないい加減な状態では、本当に9万件もの予知文書が存在し、その内容まできちんと確かめているのか疑わしく思える。

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確定日付は証拠にならない

続いては予知文書が事件の起きる前に書かれたものであることを証明するために、ジュセリーノが行っている公証役場での行為を検証しよう。

これまで彼が出演した番組では、彼が普段、どのような手続きを踏んで予知文書を送っているのか、そのやり方が紹介されている。それによると、予知夢で見た内容はタイプライターを使って原本とコピーの計2枚の警告文書に清書され、それを公証役場に持ち込むという。

そして役場では、持ち込まれた文書にシリアルナンバー、日付印、割印などが押され、「文書がその日付に存在したことを証明する」というのだ。これは「確定日付」と呼ばれる。普通なら確かな証拠になると思うだろう。

ところが実際は違うのだ。確定日付によって証明される「文書」とは、より正確でわかりやすい表現を用いれば「紙」のことである。役場のほうでコピーは取らないので、その紙に記されている内容については一切保証しない。ただ、持ち込まれた紙がその日に存在したことを保証するだけなのである。内容が保証されないのであれば予言の証拠としては意味がない。

なお確定日付が証拠にならないにしても、事件より前の日付印が押された文書に、未来の出来事が書かれているそのトリックの方法がわからない人もいると思うので一例を紹介しておこう。

やり方は簡単である。事件の日付や被害規模など、詳細については後で加筆できるようにスペースを空けた文書を作成し、公証役場に持ち込んで確定日付をしてもらう。すると、(未来から見て)過去の日付が役場によって刻印された紙を手に入れることができる。あとは何か重大な事件が起きてから詳細を書き加えればいいのである。

実際、ジュセリーノが使っているタイプライターはオリベッティ社の「リネア98」というモデルなのだが、その日本での販売元であるNOAX社へ私が問い合わせたところ、同機は途中に空白を入れて文書を作成し、あとでその空白部分に文字を書き加えることが可能であるという。(さらに上で示した文書をよく見ればわかるように、まるで加筆してもカムフラージュできるかのごとく、全体に行間がバラついている点にも注目したい)

つまり、ジュセリーノ本人が所有している文書に確定日付の刻印があっても、そもそも内容については保証されない上に、こういった偽造が可能であれば彼が示している文書は何の証拠にもならないということである。

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登記された文書は証拠になるのか?

続いては公証役場の次に向かう登記所での行為について検証しよう。先に述べた確定日付とは違い、登記所では持ち込んだ原本を直接保管するので簡単には偽造できない。

このことはジュセリーノが出演した日テレの「モクスペ」(2007年12月20日放送)でも、その重要性がわかっていたようだ。ジュセリーノがよく予知文書を持ち込むというサンパウロの第二登記所に行き、本当に予知文書の原本が保管されているのか確かめようとしていたのである。(主張によれば全体の9分の1ほどの文書が登記されているという。逆にいうと残りは本人が所有しているということだが)

番組で確認のターゲットとして選ばれたのは、2007年4月17日に起きた長崎市長銃撃事件の予知文書。ジュセリーノによれば、この事件は97年の時点ですでに予知していたという。番組では取材班が実際に登記所へ向かい、次のナレーションが流れた。

「もしここに97年の日付で予言が保管されていれば動かぬ証拠となる」

交渉の結果、特別に、保管されている文書の閲覧を許可され、ついにマイクロフィルムに収められた原本を発見。そこに記されていたのは「97年7月31日」という日付だった。こうしてめでたく事件の前に警告文書が存在していたことが証明されたというのだ。

しかし、その原本が画面に映し出されるシーンをよく見てみると、ひとつおかしなことに気づく。下の画像をご覧いただきたい。この登記申請書と思われる文書には、「下記にサインした者が文書の登記を申請する」旨が記されている。そして画面中央の四角い枠の中には、「13/07/2007」―つまり「2007年7月13日」という日付が記されているのだ。その下にはジュセリーノ本人のサインがある。97年の日付は本人が持ち込んだ文書に記されているのみで他には見当たらない。

これはつまり、事件が起きてから3ヵ月後に「97年の日付と事件の詳細」を記した文書を作成し、それを登記所に持ち込んだことを示していると思われる。これではまったく証拠にならないだろう。

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長崎市役所には本当に警告文を送ったのか?

長崎市長銃撃事件については、もうひとつ重要なことがある。それはジュセリーノが事前に警告文を送ったという主張は事実かということだ。彼によれば97年7月31日付で長崎市役所の市長宛に警告の手紙を送ったという。

2007年9月25日に放送された「FBI超能力捜査官12」(日本テレビ)では、この事実を確認するために番組制作会社の「オフィス・トゥー・ワン」が長崎市役所に問い合わせたが、通常、送られてくる文書は1年で破棄されるため、ジュセリーノが送った文書の有無は確認が取れなかったという。番組では10年も前に送った文書では破棄されて当然という結果にしたいようだった。

しかし私が調べてみると、2008年4月に出版された『続・未来からの警告~ジュセリーノ予言集Ⅱ』(たま出版)の長崎市長銃撃事件を扱った項目では、事件の前年である2006年5月30日付で警告の手紙を再送した旨が記されていることがわかった。長崎市役所には2度も警告の手紙を送っていたというのだ。

そこで私は事実を確認するため、2008年11月、長崎市役所に問い合わせを行った。同市役所の広報広聴課によると、送られてきた文書は保存期間が一律に1年と決まっているわけではなく、内容の重要度によって、永年、5年、1年に分けられるという。

そのため97年の文書は厳しいが、2006年の文書であれば保存されている可能性があるというのだ。ついに警告文の存在が明らかになるのか。私は関連のありそうなすべての部署の手紙の調査を依頼した。

・・・すると結果は、「文書の存在自体、確認が取れない」というもの。つまり、ここでも予言警告文が事前に存在した証拠は得られなかったわけである。

なお文書の保存期間が1年の場合でも、届いた日から1年後に破棄されるということはなく、その年度末を起点として翌年の年度末まで保存され、その後に破棄されるという。つまり2006年5月30日に文書を送っていたのなら、2007年3月31日から1年後の2008年3月31日までは保存されていたことになる。

すると、ひとつ重要なことに気づくだろう。番組制作会社が文書の存在について問い合わせを行ったのは2007年である。この年の9月に放送された前出の番組では、ジュセリーノ本人が取材班のインタビューに答え、長崎市長銃撃事件についても言及していた。

もし本当に2006年5月に警告文書を再送していたのなら、なぜその時に言わなかったのだろうか? 97年に送ったという文書については触れているのである。前年に再送していたことを伝えていれば、制作会社が問い合わせを行ったときには、まだ保存期間中だったため、事前に警告していた文書の存在を証明することが出来たはずである。

しかしジュセリーノは97年の方しか言及していない。これでは、ほぼ確実に保存期間が過ぎていることが予想され、もし送っていなかったとしてもバレることがない、ある意味安全な10年前の文書にのみ言及したと疑われても仕方ないだろう。

そもそも、ジュセリーノが警告文書を送って事件の詳細を当てたと主張しているものは、どれも保存期間が過ぎて確認不能になってから出されるものばかりだ。相手から受け取ったという「事件が起きる前の日付」が記された返信の手紙も、先に示したように偽造可能であるため証拠にはならない。(そもそも証人が一人もいないことにも注目しよう)

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予言は当たったのか?

最後に、ジュセリーノが「事前に公表していたことを確認できる予言」を、2008年に絞って検証してみた。一体、どのくらい的中しているのか見てみよう。(予言の冒頭にて的中は、一部当たっているものや真偽不明で微妙なものは、ハズレは×、備考は文末にで示した)

 

【1月】
× 15日にインドネシアでM7.5の地震。バリ島では死者5000人以上。
× 1月下旬に東京で大雪が降る。交通機関にかなりの混乱が起きる。
猛吹雪によって日本の空港では業務に支障が出る。
(※新千歳空港で空港が一時閉鎖された。しかしこれは真冬の北海道で起きたこと)
× 新年早々にリオデジャネイロで暴動。
【2月】
× 15日~28日の期間にM6.3の地震が神奈川県川崎市で発生。甚大な被害をもたらす。
(※25日に東京湾を震源とするM3.4の地震が起きたが、川崎市は震度1。震源と規模も違えば、甚大な被害もなかった)
【3月】
× 6日にメキシコでM6.7の地震。
× 7日にイランでM7.3の地震。
× 8日に台湾のプーリー市でM6.8の地震。被災者は3000人以上。
× 8日にコロンビアではM6.8の地震。
× 25日に太陽の表面で爆発現象が活発になる。
【4月】
× 3日にギリシャでM6.6の地震。
× ロシアのモスクワから100kmの地帯でM6.8の地震。
× 4月か5月14日に千葉でM6.7の地震。
【5月】
× 7日にインドネシアでM6.5の地震。
× 9日にロシアのユジノサハリンスクでM6.8の地震。死者は数千人。
× 15日にペルーでM6.6の地震。
× 24日にトルコでM6.3の地震。死者は300人以上、負傷者は数千人。
× 25日にエルサルバドルでM6.3の地震。
千葉でM7.2の地震。
(※この月の千葉県内、および千葉県沖で起きた地震はM4.0、M3.9、M3.8が一回。M4.6が2回。M5以上はゼロ。最大震度は茨城県沖を震源とする地震で震度4。マグニチュードは1違うと31.62倍のエネルギーの差になる。実際に起こった最も大きい地震M4.6と予言のM7.2の差はマグニチュードで言えば2.6であるが、エネルギーの差はおよそ8,000倍である。)
× ノロ・ウィルス対策が日本政府の最重要課題になる。
× ブラジルでは警察センターや警察署に対する暴力が引き起こされる。
× 強風がサンタ・カタリーナ州のツバロンとブラジルの南部地区に吹き荒れ、大きな問題を引き起こす。
× ブラジルのアクレ州で豪雨と猛暑による洪水、それによって派生する多くの問題で苦しむ。
× ブラジルのマトグロッソ州とマトグロッソ・スール州でFMD(口蹄疫)が発生。
× ブラジルで航空機がサンタ・カタリーナ州のフロリアノポリスへと向かう途中で墜落し、多くの犠牲者をもたらす。
× リオデジャネイロで交通戦争が勃発。多くの犠牲者を出す。
× パラグアイでは、出血性デング熱が55%の増加となり、いたる所で多くの犠牲者を出す。
× 太陽の噴火が増加し天候に問題をもたらす。火事がいたる所に広がる。
【6月】
× 6日にパキスタンでM6.8の地震。
× 16日に台湾のプーリー市でM7.4の地震。死者は数千人。
× 大阪でM6.3の地震が発生し、多くの問題が生じる。
× 台風が日本を直撃、大問題が生じる。
× インドネシアのジャカルタでM7.2の地震。
中国で台風による洪水が起き、何千人もの死者を出す。その台風はバングラデシュとフィリピンも襲い被害が出る。
(※6月25日に内モンゴル自治区で大雨によりダムが決壊。約1万6000人が被災したが死者は一人も出なかった。フィリピンでは台風6号が20日に上陸。死者は約600人。バングラデシュには上陸せず、被害も一切出なかった。なおフィリピンでは毎年20以上の台風に襲われる)
× カリブ海でハリケーンが大問題になる。メキシコ、ジャマイカなどで多くの死者が出る。
× アメリカで三つの竜巻がテキサス州などを襲い、重大な問題をもたらす。
× インドでは洪水によって何十人もの人々が犠牲になり、千人以上のホームレスを生み出す。
× ブラジル北東部のサンパウロやリオデジャネイロの医療機関で、ひどい医療サービスや管理体制の問題が噴出するスキャンダルが起こる。多額の基金横領の問題も発覚。
× アフリカのエイズ感染者数が人口の40%以上に達し、あらゆる地域で死者が出る。
【7月】
× 07年もしくは08年7月13日に、日本は巨大な地震の被害を受け大勢の命が奪われる。
× 18日にフィリピンでM8.1の地震。
× チリでM6.9の地震。その揺れはサンパウロでも感じられる。
× アマゾンでM3.1の地震。
× 強力な台風が日本を襲って大混乱を招き、多くの死者を出す。
フランス、ドイツ、モルドバを大洪水が襲い、何千人ものホームレスと死者を出す。
(※7月26日から28日かけての豪雨により、モルドバでは29日に洪水が発生。全・半壊家屋は約1200棟だが死者は2名。フランス、ドイツでは洪水が起きなかった)
× オーストラリアを大型サイクロンが襲い、住宅を破壊するなど多くの問題が出る。
× ブラジル南部でホームレス間の対立が生じる。各地で侵略と抗議運動が起こる。
× トルコではイラクと隣接するクルド人との紛争がいたる所で増加。
× イラク北部で爆破テロが起こり、100人以上の死者が出る。
× アルジェリアで反乱と紛争が起き、国中を血に染める。M7.1の地震が首都を襲う。
× 日本で消費が4.2%増加し、経済成長が加速。
× 日本で7月16から9月15日の期間に気温が43~45度を記録。それは街角の電光掲示板に表示される。オフィスや家のエアコンは故障が相次ぎ、熱中症で倒れる人が屋外だけでなく屋内でもいたる所で見られる。またデング熱が流行る。
【8月】
× 6日に東京でM6.5の地震。
アメリカ、メキシコ、ジャマイカに大きな台風が直撃。甚大な被害をもたらす。
(※8月末にカリブ海でハリケーン・グスタフが発生。死者はアメリカで16名、ジャマイカでは11名。物的被害はジャマイカであったが、アメリカでは大きな被害はなかった。なお、グスタフによる被害が最も大きかったのはハイチ。メキシコには全く被害がなかった)
台風が日本と中国、韓国を直撃。何千もの家が倒壊。豪雨による洪水で多くの死者が出る。
(※8月6日に台風9号が中国の広東省に上陸。死者37名、行方不明者40名の被害が出る。なおこの台風で最も大きな被害を受けたのはベトナム。日本と韓国には上陸せず全く被害がなかった)
× ブラジルのフォルタレーザでM4.2の地震。
× イスラエルの首都でM5.3の地震が起き、警戒態勢が敷かれる。
× ペルーのリマでM7.8の地震が起き、何十人もの死者と何千人ものホームレスが出る。
× パキスタンのカシミール地方でM8.2の地震。何千人もの死者と家屋の倒壊を招く。
× ブラジルの首都ブラジリアの連邦区で黄熱病が増え、厚生省に警戒態勢が敷かれる。病原菌の突然変異があり、流行する。
× ブラジル南部で干ばつ。リオグランデ・ド・スール州ポルト・アレグレは大地震によって洪水が起こり大雨で孤立する。
レバノンにおけるテロ攻撃はいたる所で反乱と紛争へ発展。63人以上が亡くなる。
(※8月13日に爆弾テロが起き、死者18名を出した。しかしいたる所で反乱と紛争には発展していない)
【9月】
× 6日にモンゴルでM6.4の地震。
× 7日にエクアドルでM5.9の地震。
× 13日にM8.6の地震が日本の東海地方で起こる。3万人が被災し死者は600人以上。もしくは9月13日に中国でM9.1の地震が起き、30m以上の津波が海岸を直撃する。震源地は南寧と海南島。死者は100万人に上る。
インドネシアのスマトラ島でM6.4の地震。
(※9月9日にスマトラ南部でM5.4の地震。なおスマトラ島の属するインドネシアは日本と同じく世界有数の地震大国)
× インドネシアのジャカルタの南西で飛行機が墜落し、消息を絶つ。60人以上の死者が出る。
ブラジルのバイシャーダ・タンチスタでは海が荒れて最高6mの高波が襲い、人々がパニックに陥る。(※大したニュースではないので情報不足。真偽不明)
ブラジルの川の支流の減少と雨の不足はサンパウロに給水活動をもたらす。(※同じく真偽不明)
アクレ、アマゾン、パラーで紛争による森林の伐採が違法に行われ、材木が運び出される。それは監査官の利益供与によるもの。(※同じく真偽不明)
× ウルグアイでの紛争は多くの犠牲者を出す結果に終わる。
× インドで列車事故が起こる。死者は数百人。
× キューバのカストロ議長の健康問題がぶり返し、生命の危険にさらされる。
× ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルでテロが発生。犯人集団はアリゾナから来る。
× 日本で鳥インフルエンザが発生し、9月26日までに他のすべての国に広がり、多くの日本人が死亡する。
【10月】
× 4日に台湾でM6.8の地震。
× 日本でM6.6の地震。柏崎刈羽原子力発電所内で放射性物質が漏れる。
× チリでM7.5の地震。何十人もの死者が出る。
× インドネシアのスマトラ島ブンクル州とジャカルタに隣接する地方で、M7.3の地震。
× オランダは海面上昇によって損害を受ける。
× 経済発展に伴う問題で中国を水不足が直撃し、干ばつによる経済崩壊に直面する。
× エジプトでテロ攻撃。43人が死亡、多数の負傷者を出す。
× 南アフリカで大紛争が起きる。理由は政治体制と民族主義に対する暴力によるもの。
× パキスタンのイスラマバードで急進的イスラム教徒による反乱時の暴動で113人が死亡。
× アルゼンチンのクリスティーナ・キルチネル新大統領の新政策に対する反政府運動が起こる。その時の支持率は80%以上にもかかわらず。
× ブラジル南部で大干ばつが始まる。
× ブッシュの次に大統領になるのはアル・ゴア。
【11月】
× 12日にインドでM6.5の地震
× 5日にフィリピンでM7.8の地震が起き、津波が発生。死者は5000人以上、被災者は数千人。
× ブラジルのサンパウロ市の新市長にジェラルド・アルキミンが選出される。
× ブラジルの文部省、厚生省、その他の省で基金の横領が発覚する。
× ブラジル各地の刑務所で反乱が起きる。
× 日本でインフルエンザが増加。インドネシア、韓国、中国にサブタイプ9が現れる。
狂犬病がブラジルのサンパウロ、ミナスジェライス、マット・グロッソ・ド・スール、ゴイアスなどの都市中心部に現れる。(※真偽不明)
× デング熱がブラジルで流行、干ばつや嵐によってさらに酷くなる。流行の火の手はいたる所に見られる。
× M6.5の地震が東京から60kmの地域を襲う。
× HIVウィルスに対する最初の実験的ワクチンが「ルアナー」という植物からつくられ、この病気にかかっていない人に免疫措置がなされる。
【12月】
× コロンビアでM6.6の地震が起きて甚大な被害をもたらす。
× メキシコでもM7.9の地震が起きて甚大な被害をもたらす。
× インドネシアのスマトラ島でもM7.4の地震が発生し、甚大な被害をもたらす。
× アメリカの大学が襲撃され、20名以上の死者と負傷者が出る。ノルウェーでも同じ問題が起きる。
× アメリカのカリフォルニア州で大火事が発生。熱波をもたらし、大きな被害を出す。
メキシコ湾流と北大西洋海流の動きが崩れ、大きな季節変動が起きる。これにより、ヨーロッパでは「局地的な氷河期」の原因となる温暖化の異常な結果をもたらす。(※真偽不明)
× 2008年の冬は2007年よりも寒くなる。
(※2007年冬(11月・12月)の全国平均気温は6.6度。2008年は6.8度。08年のほうがわずかに暖かい)
【月日不特定】
× 北米、インド、中国、タイ王国、アフリカが猛暑になり、水不足により数千人が死亡。アフリカでは水争いによる暴動が多発。
× 突然変異によって「新しいウィルス」が日本に出現。

 

さてここまで予言の数々を検証してきて、最後に気になる的中率を計算してみよう。

当たりがたったの2件、一部当たり、および真偽不明が11件(半分として計算)、外れは93件だった。

すると予言の的中率は約7%という結果になる。2008年の予言に限っているとはいえ、これで的中率が90%とはデタラメもいいところである。

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主要参考資料

  • マリオ・エンジオ『未来からの警告~ジュセリーノ予言集Ⅰ』(たま出版)
  • ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース『ジュセリーノ未来予知ノート』(ソフトバンク・クリエイティブ)
  • ジュセリーノ/サンドラ・マイア『未来からの警告~ジュセリーノ予言集Ⅰ』(たま出版)
  • 「FBI超能力捜査官12」(日本テレビ・2007年9月25日放送)
  • 「モクスペ」(日本テレビ・2007年12月20日放送)
  • ジュセリーノ公式サイト
  • 外務省ホームページ
  • 気象庁ホームページ

(※数が膨大になるので主要なものに限った)

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