読者の方から2015年に撮影されたという心霊写真の検証依頼がありました。写真は昼間に林の中にある祠を撮影した2枚と、別の日に植物を撮影した1枚です。

祠の2枚の写真は、意図せず撮影したにもかかわらず、全体がひどくぼやけて写っていた点が気になるとのことでした。そこで、これらのオリジナル写真を送っていただき、記録されている撮影時のカメラ設定情報を確認しました。

その結果、撮影時は2枚ともカメラのシャッタースピードが2分の1秒に設定されていたことがわかりました。これは林の中という、やや暗い現場の明るさに応じてカメラが自動で設定したものです。撮影者さんは、当時この事をご存知ありませんでした。

そのためカメラの撮影ボタンを押してから0.5秒の間、撮影が続いていたにもかかわらず、押した瞬間に撮影は終わったと思われ、カメラを動かされてしまいました。その時の動きが、大きな「ブレ」として写り、全体がぼやけたブレまくりの写真になったという次第です。

一方、もう1枚の写真は、オーブが写っていたものでした。こちらは撮影時、カメラ前方の上部に、太陽があったことが確認できました。これはいわゆる逆光状態で、光源(この場合は太陽)からの光がカメラのレンズ内で反射を繰り返して写ってしまう「レンズゴースト」がその正体であるとわかりました。

これらはより詳しくまとめ、撮影者さんにも報告済みです。