東の夜空に火星

本城です。

ちょうどこの時期、東から南東にかけての夜空にオレンジ色の惑星が見えるのをご存じでしょうか。火星です。最接近のピークは28日に過ぎてしまったものの、それでもまだマイナス1等近くの明るさがあるので肉眼でもハッキリ見えます。

残念ながら今日から数日は全国的に天気が良くないみたいですが、回復するとみられる2月3日20時頃の星図を紹介しておきますと、以下のようになります。

火星は左側に見えるオレンジ色の星です。ちなみに火星といえば人面岩をはじめ、ラジオ宇宙戦争や、幾多の火星画像騒動など、オカルトの話題には事欠きませんね。でもこの時期見える星の中には他にもオカルトと関連した星はありまして、そのひとつが南に見えるオリオン座の三つ星です。これはピラミッドの「オリオン・ミステリー」として話題になった星です。

また、その左下には太陽を除くと全天で最も明るい恒星のシリウスが見えます。これは「ドゴン族のシリウス神話」に出てくる星です。

さらにこの時期は深夜の時間帯になると東の空から土星が上ってきます。土星といえば、UFOコンタクティーとして有名なジョージ・アダムスキーが、太陽系12惑星の代表者会議で訪れたと主張している星ですね。アダムスキーは50年も前にあの星に行ってたのかー、とか思いながら見ると感慨深いです。

▼2月3日23時の星図

最後は木星。この時期なら日没後1時間くらいの時間帯に西の低空で見られます。木星は宇宙人による誘拐事件(アブダクション)を一躍有名にしたヒル夫妻がUFOと見間違えた星ですね。これもまた、あの星をUFOと見間違えたのかー、と思いながら見ると感慨深いです。

【画像引用元】「つるちゃんのプラネタリウム」

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