本城です。

昨日から各メディアにて、伝説の「アトランティス」の痕跡を発見かとニュースになっています。
「『アトランティス』と関連は 海底に大陸痕跡」(NHKニュース)
「ブラジル沖大陸痕:沈没5000万年前 遺跡確認できず」(毎日新聞)
「沈んだ超古代大陸?ブラジル沖で大量花こう岩」(読売新聞)

海洋研究開発機構が行った海底調査によって陸地の痕跡が発見され、伝説では約1万2000年前に大西洋に沈んだとされるアトランティスとの関連が注目を集めているようです。

しかし冷静に情報を追っていくと、今のところ遺跡のようなものは発見されておらず、海に沈んだ年代も約5000万年前と考えられていることから、アトランティスと結びつけるのはかなり難しいように思います。

また、今回の調査のリーダーである海洋研究開発機構の北里洋氏による研究目的の紹介記事によれば、今回発見された海底の花崗岩は「中生代に南アメリカとアフリカが割れて大西洋を作りながら拡大した時のパンゲア大陸のかけらである」と考えているようです。

「パンゲア」とは、今から約2億5000万年前~2億年前に存在したとされる超大陸の名前で、1915年に大陸移動説で有名なウェーゲナーが提唱したものです。

今回の発見は、そのパンゲアのかけらかもしれないようです。(分裂して陸地が移動していくなか、5000万年前に海底に沈んだと考えられるのが今回の陸地の痕跡ということ)

アトランティスではないかもしれませんが、パンゲアだとしても、それはそれでロマンといいますか、新たな発見が期待されます。今後の研究の発表を待ちましょう。