ASIOSについて

ASIOS(アシオス)とは、「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」の頭文字をとった略称で、日本語に訳すと「超常現象の懐疑的調査のための会」です。

当会の主な目的は、その名のとおり、超常現象を懐疑的に調査していくことにあります。懐疑とは、本当にそれが事実であるのか、注意深く、客観的に立証を求めていく態度のことです。「懐疑」「否定」は異なります。

そのため私たちは、最初から結論ありきで、ろくに調査もせず頭ごなしに否定する態度には批判的な立場です。調査者として、手間や時間をかけて調べるのは当たり前のことですし、結論に対してはオープン・マインドというフェアな姿勢を忘れてはならないと考えています。

メンバーは、超常現象に関する話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、否定のための否定が好きではない、手間をかけた調査を一定のレベル以上で行うことができる、「もしかしたら本当かもしれない不思議な事例」の発掘をしたい、「偽物の可能性が高いとされる事例でも、どのように、どのくらい偽りなのか」も調査したい、という立場にたつ少数の人材によって構成されています。

私たちは海外の団体とも積極的に交流をもち、集めた情報は積極的に外部に公表します。

なお、当会は「超常現象が好きなメンバーが集まり、真相を追究していく」ことを第一の目的としていますから、疑似科学批判を行うような啓蒙を目的とした団体ではありません。 しかし、年少者向けに懐疑的な考え方や調査方法を広めていく、いわゆる「ジュニア・スケプティック」(Junior Skeptic)には関心を持っていますので、それについては会の内部に専用の啓蒙部門を用意し、普及活動を行います。

 

調査対象

我々は調査団体ですが、その調査の対象は、いわゆるオカルト、超常現象、疑似科学と呼ばれているもの一般です。また、ここでいう「調査」とは、「それが本当に超常現象であるのか注意深くチェックする」ということを意味しています。

 

調査対象の選定基準

「最近話題になっているから調べてみた」ということはあっても、社会に与える影響の度合いを見て優先順位をつけているわけではありません。誰も見向きもしないような地味な事件であっても、そこに興味を惹かれるものがあれば詳しく調査します。

 

調査結果と懐疑論者の種まき

我々の調査結果は、最終的な結論として「信じる」のではなく、自分が何か興味をもったことを調べるときの道標や足がかりにして欲しいと思っています。そして情報の提示によって好奇心をもってもらい、好きになった人々が知的好奇心を動機として面倒くさい懐疑論者の道へ入ってほしいと願っています。

もしASIOSに調査依頼を出したいと思ったならば、調査するきっかけとなる「興味」があるということです。いい機会だから調べてみましょう。

 

オカルト撲滅団体ではない

我々の調査活動の基本的なところは「興味を持ったことを調べる」ということであって、世の中の非合理を否定するといった活動ではありません。したがってオカルトを撲滅しようなどとも考えていません。

 

自己修正の重視

「間違いは修正すればよい」という懐疑論者の価値観を、建前だけにせず、受けいれることも重視します。これは簡単な意見の変更を要求するのでも、あらゆる妄言を公平に評価すべきだということでもなく、あくまで自己修正という文脈です。

したがって、「間違いは修正すればよい」に続く言葉は「だから、好き勝手にデタラメばかり言っても、あとで直すからいいだろう」ではありません。

「注意を払っても、なお間違う可能性はあるし、そうならば自己修正しよう。失うものが面子でもかまわない」という、「知識は正しい方が良い」「事実に誠実である」という認識から生まれるものになります。

 

継続して活動を行う

懐疑的な活動というものは、本格的にやろうと思えば思うほど、どんどん面倒なものになっていきます。そのため気を抜いていると、新しく会は設立できたが活動が面倒ですぐに停滞してしまった、などということになりかねません。

ですから、会をスタートさせたからそれで一安心ではなく、本当に大変なのはこれからなのだということを自覚し、気を抜かずに継続して活動を行っていきます。

 


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