探偵ナイトスクープで心霊写真

本城です。

久々に「探偵!ナイトスクープ」で心霊写真が取り上げられます。

▼8月9日(金) 23:17~24:12 朝日放送(地方局によって違いあり)
「探偵!ナイトスクープ」
『母の卒業アルバムに心霊写真!?』
大阪府の女性(25)から。実家で母の高校時代の卒業アルバムを見ていて、違和感を覚える写真を見つけた。それは、A組からH組まで8クラス分の集合写真のうちの一枚。G組の集合写真に、どう見ても奇妙な人物が写りこみ、まるで心霊写真のようだ。F組だった母はその人物に見覚えがなく、高校時代の友人とも今は連絡を取っていないため、ことの真相を確かめることができない。出産を控えているため、一日でも早くすっきりした気分になって、明るい育児生活をスタートさせたい、というもの。 (番組サイトより)

2年ほど前に心霊ネタが取り上げられて紹介したときは、謎の手形が背中についていたという依頼でした(原因は日焼け止め)。今回は心霊写真ですが、写っていた人物を探し出すところまでいけたら面白そうです。

なお本放送は9日ですが、各地方局では放送日が異なります。下記ページで放送エリアと時間をご確認いただき、どれくらい本放送から遅れるのかはウィキペディアの情報も参考にしてみてください。
http://www.asahi.co.jp/knight-scoop/map.html

探偵ナイトスクープで心霊写真”へ5件のコメント

  1. えは2 より:

    こんばんは。
    季節がら心霊関係の番組もちらほら放送していますね。
    ナイトスクープ楽しみです。
    先日のアンビリーバボーでもやっていました。
    既出の映像もありましたが初見のものもありました。
    最近は動画も一旦データ化すれば加工できちゃうので
    真贋を見極めるのは難しそうです。
    この手の番組で心霊写真や映像を見て思うのですが
    仮に霊が実在するとするとナゼああも控えめに映るのでしょう。
    肩越しにちょこっと顔出すとか足の間に一瞬見えるとか・・・
    もっと堂々とバーンと映って、それこそ撮影者が近寄って
    触ろうとしているとか、そういう霊が自己アピールするものは
    一つもありません。
    本質的に霊は自己存在を小出しにして
    顕界の人間を怖がらせようとする、とでも言うのでしょうか。
    これも逆バイアスなんでしょうけれど
    怖そうな映像ほどウソっぽく思えます。

  2. 本城 より:

    >えは2さん
    昔はけっこう堂々と写っていました。
    時代によって写り方が変化していくのは興味深いですね。
    こういった点については秋月さんが以前ブログで書かれていましたので、合わせてご覧いただければと思います。
    http://asios-blog.seesaa.net/article/141457795.html

  3. 西中島 より:

    この回は総集編なので、心霊写真の依頼は以前に一度放送されたものですね。
    最初の放送・今回の総集編と2度見ましたが、たしかに再放送されるだけの面白さのある回だと思います。関東での放送はそろそろでしょうか。
    ナイトスクープは、こうした心霊写真やUFOなど不思議現象を直接的に扱った依頼も面白いのですが、それ以外に、(番組スタッフが意図的にそう作っているわけではないですが)「人間の記憶の不確かさ」を再確認させてくれるという点も興味深いと思っています。
    よくある依頼のパターンとして、懐かしのあの人に会いたい、今はもう閉店したあの店の味をもう一度食べたいなどの「探し物」系の依頼がありまして、依頼者の記憶や少ない資料を頼りにお目当ての人や物を見つけ出すのですが、解決してみると依頼者の「はっきり覚えている」という記憶が(しばしば結構肝心な部分で)実際と全然違っていたということがよくあります。依頼者はたいていの場合思い入れの深い事柄やショッキングだった事柄に関して依頼を出しているわけですが、それでも依頼者の記憶は不正確であることが多く、そのたびに思い入れの深さや衝撃の度合いは記憶の正確さを担保するものではないということを想起させられました。(もちろん中には最初から「記憶が曖昧だ」という依頼者もいますが)
    最近わりと印象に残っている回としては、街中で生きたオランウータンをリヤカーで運んでいるを車で見かけた、その場に引き返すともういなかった、あれは何だったのか真相を、という依頼がありました。最終的には近くの動物園のために作られたチンパンジーの精巧な等身大フィギュアを運搬しているところだったと分かるのですが、見つかるまで依頼者は「動いていたので作り物ではない」と証言するんですよね。依頼者の記憶は実際そういうふうになってしまっていて、おそらく嘘はついていないんだろうなと思います。
    参考リンク
    http://asahi.co.jp/php/knight-scoop/search/search.php?mode=result&oa_date=20120713
    http://homepage1.nifty.com/rtybido/impre/tvetc/knight201207.htm
    今回の記事とは直接的には関係のないことで、長々とすみません。ただ、懐疑主義に関心を持つ者としては、上記のような視点でも興味深い番組だと思っています。

  4. 本城 より:

    >西中島さん
    私が見られる東京MXは9月1日の放送予定です。本放送からだいぶ時間が経ってしまいましたが録画予約は済ませました。
    記憶違いの話は、そういう視点から見るのも興味深くて参考になりますね。

  5. 本城 より:

    再放送を録画して見ました。なかなか面白かったので、視聴できなかった方のためにも少し長くなりますが以下で紹介したいと思います。
    依頼主は50代の母を持つ娘さん。ある日、実家で母の高校時代の卒業アルバムを見ていたときのこと。A組からH組まであるクラスの集合写真のうち、G組の写真に奇妙な人物が写っていることに気づきました。
    この人物はメガネをかけた男性でしたが、一人だけ列からずれた中段の位置に立っていて、肩から下には奇妙な白いモノが写り込み、視線も一人だけ違います。さらに集合写真の下に書いてある名簿に該当する名前もありません。
    この人物は一体誰なのか? 心霊写真なのか? 気になるので真相を知りたいが、母親はF組だったのでG組には知り合いがおらず、手がかりなし。そこで番組でぜひ調べてほしい、というものでした。
    番組ではまず、違うクラスの人が間違って写り込んだ可能性を考え、他のクラスの写真に該当する人物がいないか探します。しかし見つかりません。そこで次にG組で問題の人物の近くに写っていたクラスメイトに連絡を取ります。
    当初は同じクラスメイトなら情報を知っていると思われました。ところが、G組のクラスメイトに写真を見てもらっても、問題の人物が誰なのかまったくわかりません。皆さん「こんな人知らない」と言います。そこで番組では二重露光の可能性を考え、専門家に検証してもらいます。しかし結果は二重露光の可能性はない、とのことでした。
    やはり心霊写真なのか? 番組では最後の手段として、G組の同窓会で幹事をやっていたクラスメイトに聞いてみることにしました。この人ならクラス全員のことを知っているはずなので何とかなりそうです。
    ところが……幹事さんに写真を見てもらいましたが、問題の人物は誰なのかわからないといいます。該当する人物がいない怪奇はやはり……、と思われたとき、幹事さんが他のクラスの写真を見て気づきます。問題の人物と似ている人がいる、と。
    その人(Tさん)はD組でメガネをかけておらず、一見すると同一人物には見えません。しかしよく見ると髪型や顔は似ているようにも見えます。そこで番組では、そのTさんに連絡を取り、会ってみることにしました。Tさんにアルバムを確認してもらいます。
    「G組に写っている人は?」
    「わたしです」
    「えっ!? なんでG組に写っているんですか?」
    「お遊びで……」
    どうやら問題の人物は、他のクラスの人がお遊びで写ったものだったようです。Tさんによると、お遊びで他のクラスの集合写真に写り込もうとした際、当初はバレないように教科書で顔を隠そうとしていたといいます。
    ところがいざ写真を撮られる際、外野で見ていた誰かが気づいて声をあげます。それにTさんは気づき、思わず隠していた教科書を下げ、外野の人を見てしまった瞬間が問題のG組の集合写真なのだそうです。
    白い奇妙なものは教科書で、顔から下げた瞬間だったのでブレて写り、視線が外れていたのは外野の人を見たからでした。名前が無かったのは違うクラスだったため、メガネをかけていたのは友だちからお遊びで借りたから、一人だけ列が違っていたのも途中から隠れて紛れ込んだから、ということだったそうです。
    結果的にはバレなかったようですが、それが逆に30数年を経て心霊写真なのではないかと思われてしまう原因になってしまったようです。
    最後にTさんから一言。
    「36年目にして、やっと肩の荷がおりました」

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